行き先は「今行かなかったらもう一生行かなそうだから」「地味」「何があるかわからない」「というか何もなさそう」「盲点」「ただただ遠い」という理由から、四国と決めていた。
しかし同行者がいない。さすがにこの時期は一人旅なんてする度胸も無かったので、誰か一緒にいないことには不安で仕方がない。
ダメ元で、丸二年連絡をとっていなかった予備校の友人(仮名:北条)を誘ってみると、「面白そうだから行くわ。いつ行く?」との返事。
素晴らしいフットワークの軽さ。
ところでなんとなく気分が変わったので、今回は敬体ではなく常体で書いてみる。
どっちのほうが読みやすいかな。
旅程
というわけで今回の旅程がこれ。
今回は横に長い。 |
四国をJRで時計回りに一周するというのが今回の行程。
実質的には3〜5日目が観光のメイン。というより、1日目と7日目は日付の変わる直前/直後なので、無いも同然。しかし日程は日程。これを叙述トリックと言う。
なおこの地図は、帰ってから作ったもの。
また、前回の北陸のように、出発前から時刻表を調べて云々…ということはせず、とりあえず帰りのタイムリミットだけを設定しておいて、あとはすべて旅先で調べて決めた。
そもそも7日分の移動と乗り換えを全て事前に決めておくという方が無理な話だし、せっかく乗り降り自由のきっぷなので、行く先々で柔軟に決めてもいいんじゃない?という本来の使い方でいくことに。
それから、北陸での駅弁やご当地グルメが楽しかったので、食べるもの飲むものは全て「ご当地縛り」にすることにした。
コンビニは絶対に行かん。
新たな装備
そして今回は旅の幅を広げるべく、新たなる装備を投入することにした。
FLYWAY9.9という名前です |
何故か近所のジャスコに売っていた折り畳み自転車。
輪行というやつを一度やってみたかった。
スペック等については別記事にて。
ちなみにこの自転車が10kg、手前のリュックは3kg。
いまじゃ考えられない荷物の少なさだ…服しか入ってなさそう。
初めてのムーンライトながら
出発の日は夜の21時までバイトをして、一旦家に寄り、23時過ぎに再度家を出た。
駅のホームでしばらく待っていると、小田原行きがやってきた。
今は亡き211系。懐かしい |
指定した11両目で、今回の相方となる北条と2年ぶりの再会を果たす。
「お前も自転車を買え」と唆した結果。 |
0:09、小田原着。ここからムーンライトながらに乗り換える。
こんな時間に出発だなんてワクワクしてしまう |
ムーンライトながらは要するに、クソ安いかわりに粗悪な夜行列車である。当然寝台車もなく、照明が煌々と点いた客車の硬いシートに座って朝の5時くらいまで我慢していると、岐阜県の大垣駅に着くというもの。これじゃ寝台列車じゃなくてしんどい列車だな。ワハハ。
「なんで小田原で乗り換えるんだ」「具体的にどれくらい粗悪なんだ」「安いってどれくらいだ」という事については有名な「青春18きっぷ研究所」に詳しい。
小田原で0時を跨いだので1日目はこれにて終了。
明日は神奈川県から一気に香川県へ。
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